2017年理事長所信

2017年度理事長 平田 英久

【2017年度スローガン】
スマイル!
~笑顔溢れるふるさと市原~

はじめに

 市原青年会議所は連綿と紡がれてきた歴史や伝統を基に、昨年創立40年という節目を迎える事が出来ました。我々JCメンバーは地域の発展を真剣に考えて行動し、先輩諸兄の築き上げてこられた40年の想いを更なる未来へと繋げるという責務があります。

 私は、幼い頃に家族と共に市原市に住み始めました。その頃は新しい市庁舎が完成したばかりで、その周りには何もありませんでしたが高度経済成長の中、団塊の世代の夢と希望を持った多くの人々がこの市原に移り住みました。京葉工業地域の発展という恩恵を背景に1970年代から人口が増えると共に、市街化の整備や駅周辺の商業化など市原市は発展を遂げて参りました。まだ少年であった私は、地域に対する愛着も誇りも無く育っておりましたが、その頃からも我々の先輩諸兄は地域の為に尽力されていたという事、住みやすいまちづくり、笑顔の溢れる「明るい豊かな社会」の実現を目指していた事を少年の頃の私は知る由もありませんでした。ただ、自身の成長と共に住みやすいまちになり、スポーツの振興や青少年健全育成など至る所に地域愛の施されたまちである事を知り、今では「我がまち市原」を胸に自信と誇りを持ちました。

 我々市原青年会議所の歩みと同じく我が国、日本においても時代の流れと共に政治、経済における様々な変動を遂げて参りました。なかでもバブル景気の崩壊から低迷した経済はアベノミクスによる経済効果からか、失われた20年を経て混迷の時代にもかすかに明るい日本経済が見えて来ました。雇用の回復や企業業績の緩やかな上昇が見られ、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催など経済成長における好条件は揃いつつも同時に新たな問題も発生してきたのも事実です。高齢者人口の増加、携帯電話普及に伴うネット依存、個人情報の漏洩やSNSによるいじめなど、多種多様な問題点に我々JAYCEEは立ち向かわなくてはなりません。そして、このような時代だからこそ我々JAYCEEが地域のリーダーとしての気概を持ち、時代の変化に適した運動の更なる展開が求められているのです。

 スマイル!笑顔が溢れればそこに人は集まります。人が集まれば大きな活動、運動が出来ます。これからのまちの未来、子ども達の未来のために我々の手で明るい道を切り開いて行きましょう!

多くの笑顔と共に

 青年会議所の運動は一人では出来ません。共に考え、共に笑い、共に感動し、共に泣ける、そんな仲間が一人でも多く集まれば明るい豊かな社会を築くという目標への大きな力になります。

 近年の市原青年会議所は会員の増強に努め、会員数100名という目標を持って参りました。着実に会員は増え、本年はその100名会員を達成する年にします。また、ただ会員を増やすことが良いという事ではありません。会員の増(拡大)のみならず、強(育成)の部分も忘れてはいけません。より良いまちづくりを推進するには同じ価値観を共有できる仲間が同じ目標を掲げ、共に目指す事が出来なければ達成が困難になります。その為にも新入会員オリエンテーションなどを開催し、会員を育成するプログラムを積極的に取り入れ、地域のリーダーに成長させて確かな未来の礎となる仲間を確実に増やして行きます。

 20歳から40歳という年齢制限がある青年会議所の最大の魅力は人との出会いです。社会に出て利害関係の無い仲間との出会いはそうあるわけではありません。出会いは共に学び運動する事で互いの成長に大きく繋がり、協力して作り上げた信頼の絆は青年会議所の更なる原動力としてまちづくりへの一翼を担う事にもなります。そして、共に歩んだ時間が生涯の仲間になることを約束します。

 笑顔溢れる多くの仲間との出会いを増やし、共に汗を流し、自身の成長に大きく活かしていきましょう!

人の心も笑っていれば

 人の心は十人十色です。人が多く集まれば、それぞれが違う色の考えや想いがあります。その色々な心を持っている人達が交流する機会が青年会議所にはあります。どんな人間でも人と人が交わる場所で活動をすれば助け合い、励まし合うばかりではありません。時にはぶつかり、愚痴をこぼす事もあるはずです。ただ、そこに少しのやさしさと笑顔があれば誰とでも心を分かち合え、理解し合あう事ができます。そして、それが青年会議所における人づくりの礎となるのではないでしょうか。

 青年会議所は青年の社会における勉強の場所でもあります。青年会議所活動を通して、多くの知識や経験を積み、自身の成長は人間力を高める事ができ、それを活かす事により周囲の人にも良い影響を与え、お互いの心のふれあいにより協調性を磨きます。そして、地域社会活動において、さらなる豊かなまちづくりの発展に繋がります。

 人と人とのふれあいを大事にしてお互いの思いやりの心を育むような人間力の向上と自己啓発となる研鑽の機会を作ります。また地域の為にも広く市民の皆様を巻き込んで共に学んでいき笑顔豊かな人を増やしましょう!

笑顔溢れる地域の宝

 未来を担う地域の宝、それは子ども達の笑顔です。我々青年会議所は創立より青少年健全育成事業を続けております。子ども達の笑顔を守るのは大人としての使命であり、子ども達の将来の健全な育成はなくてはならない課題であることは間違いありません。

 時代の変化に伴いインターネット・SNSの普及は生活における利便性は向上したものの、青少年健全育成においては良い影響ばかりではないのも事実です。家庭や学校でのコミュニケーションは希薄となり、公園で友達と元気に遊ぶことより、一人きりで家の中でゲームに夢中になる子も多くいます。友達や家族との会話は目を見て話をするより、携帯メールでの会話が増えたのではないでしょうか。便利になる事は決して悪い事ではありませんが、昭和の時代が良かったという人もいるのはなぜでしょうか。古い考えかもしれませんが、子どもは外で元気よく遊ぶ、そして食事の時はテレビを消して家族みんなが会話で食卓を囲むのがあるべき姿なのではないかなと思います。会話をする事により子どもの意見を良く聞き理解してあげる事、そして暖かく見守ってあげる事で子ども達の未来はより明るくなるはずです。

 市原青年会議所は今年も青少年健全育成をするべく様々な事業を実施いたします。まずは、スポーツによる健全育成としてかずさカップ大会の開催をします。このスポーツ事業を通して子ども達の胆力、チームワークなど心身ともに成長をはかり、決して一人だけの力では成りえない協力し合う心と思いやりの心を育てます。そして、夏の一大事業である第4回いちはらキッズサマーキャンプでは子ども達の友情の心、感謝の心、命の尊さをテーマに学び、テレビや携帯電話の無い自然の中で連帯行動をもとに大きな声で歌い、輪になって食事をするなど様々な行程を行うことでコミュニケーションを深め、人間力を向上させます。企画、準備段階から本行程当日、そして解団式までの過程を我々メンバー、ボランティア、児童と一緒に作り上げ、事業を通して得られる学びや感動を本年も分かち合いたいと思います。

 子ども達の笑顔を守る!我々市原青年会議所の使命を全うしましょう!

笑顔溢れるまちづくり

 市原青年会議所におけるまちづくり、それはふるさと市原を愛し、養老川がはぐくんだ自然の恵みと先人の培った上総の国の伝統を守り伝え、子どもからお年寄りまですべての人々の笑顔が溢れる活気あるまちづくりです。市民憲章にもあるように、それぞれの人々が助けあい、心のふれあう、住みよいまちをつくり、自然と歴史を大切にしなければならない、そんな市民の思いを胸に我々市原青年会議所が率先して行動し、市原市に暮らす人々が笑顔で幸せを実感でき、いつまでも住み続けていきたいとそう思えるまちづくりの一助となる運動をしていかなければなりません。

 昨年に引き続き、本年も第5回いちはら大綱引を開催します。いちはら大綱引を事業として始めたのは地元市原に誇れる祭りをつくり、その祭りが市原の名物として全国への発信に繋がること、更には市原はこんなに活気のあるまちであるとみんなが自慢でき、市原市全体が一体となれる事業を行うという主旨で開催しました。開催当初の認知度不足による引き手集めの不安を乗り越えて地域の皆様が来年も参加したいという声が上がり始めて、いよいよ市原市に根ざす事業になりつつあります。このいちはら大綱引が笑顔で市民の心が一つになりこの事業から地域の一体感が生まれそこから更なるまちづくりへと拡がる一端と成る事を目指します。もちろん、過去の経験をさらに集約し検討し、より良い事業へと成長させます。

 いちはら大綱引は上総いちはら国府祭りの開催にあわせて行います。来場者は15万人を超えます。市民に対してまだまだ知名度の低い我々市原青年会議所の最高のPRの場所でもあります。盛大に開催することで市原青年会議所の認知度も上げていきましょう。

 笑顔溢れるまちづくり!JCメンバー全員で自信と誇りを持って作り上げて来た次代へ残る祭り、我々が年を重ねても胸を張って語れる最高の事業です。我々市原青年会議所のみならず、行政、関係諸団体、そして市民の皆様の協力を得て5年目の節目として相応しい最高のいちはら大綱引を成功させましょう!

会員相互のスマイル交流

 市原青年会議所の同志は現在70名を超え本年は100名を超えるLOMにする事を念頭に活動します。千葉県下最大の会員数を誇る当LOMも入会3年以内のメンバーが多く、70名からのメンバー同士が例会や事業以外で交流する機会がまだまだ少ない現状にあります。また、OB諸兄の皆様も現役メンバーも個々の顔と名前まで一致していないという声から本年は会員のみならずOB諸兄、そして入会を検討されている方々の交流の場所が多く必要だと考えました。

 交流する機会を設ける目的はただ仲良くなる為だけではありません。市原青年会議所の更なる発展を目的としており、対内的にはJCメンバーの積極的な出席意識の向上と、人間関係の構築を主軸においた事業、例会への参画意識の向上を目指しております。対外的には入会検討されている方々や関係諸団体、OB諸兄の情報交換をすると共に我々市原青年会議所のJC活動・JC運動にご理解、ご協力を得られる場にします。

 出会い、繋がり、拡がる!仲間として同志として熱く固い絆で結ばれる一年を共に作り上げ青年会議所運動をますます活発にし、笑顔溢れるふるさと市原の実現に繋げましょう!

優れた組織に支えあり

 優れた組織とは共通の目的を持ち、役割分担やルールに従って動き、より効率的に共通の組織目標を達成する事を通じて、各組織の成り立つ成果を達成するための集団をいいます。その優れた組織も円滑に会を運営できる事務局の支えが無くては組織を維持する事は困難であります。LOMの要として、メンバーを支え、青年会議所の魅力をより多く発信していく為にも組織全体の意思疎通を常に図らなければなりません。

 優れた組織を支える事務局はLOM全体の把握はもちろんのこと理事長、執行部、理事会、委員会との連携力を発揮していかなければなりません。そして、広報は対外的にも積極的に事業、例会の発信を心がけ地域の皆様からの認知度を高めてJC運動・JC活動の更なるご理解、ご協力を得られるようにします。

 一年間のLOM運営はこのような事務局の支えなくては成り立ちません。連携力、情報発信をしっかりとおこない優れた組織の充実を図りましょう!

結びに

 青年会議所は恒久的な世界平和を共通の理念に掲げております。そこから国の発展、地域の発展と広がり「明るい豊かな社会」の実現はJC三信条の修練、奉仕、友情から成り立ちます。大きな目標を実現する為には目の前の小さな目標を一つずつ越えて行かねばなりません。本年のテーマはスマイルとさせていただきましたが我々が行う運動は乗り越えて行かねばならない壁も数多くあります。しかし、心の中にある真心と笑顔を見せて仲間を信頼して進めばどんな困難も必ず乗り越えていけるはずです。

 市原青年会議所のメンバー一同が同じ目的を掲げ共に高みを目指し、愛する地域の為にそして未来の「明るい豊かな社会」の実現をどこまでも探求し続ける事を約束します。仲間と共に助け合い、学びあい、成長して、この連綿と紡がれた歴史と伝統を守り、自信と誇りを胸に、次代へと笑顔溢れるふるさと市原を引き継いで行きましょう!

基本理念

スマイル!
どんなときも笑顔をわすれないこと、笑顔溢れるJC運動、笑顔の絶えない
「我がまち、市原!」

基本方針

心豊かな地域のリーダーの育成
笑顔溢れるまちづくり事業の継続
地域の宝、子ども達の笑顔を絶やさない事業
千葉県NO.1!100名LOMの実現
会員相互の交流を大切にして参加・参画意識の構築
連携力と広報力豊かな優れた組織運営

事業計画

・100名LOMへの絶対会員拡大及び育成
・第5回いちはら大綱引の開催
・第4回いちはらキッズサマーキャンプの開催
・第19回かずさカップわんぱく相撲大会の開催
・第24回かずさカップサッカー大会の開催
・新入会員オリエンテーションの実施
・防災組織の管理及び防災訓練の実施
・献血活動の実施
・例会の企画及び開催
・出席率向上の取り組み
・LOM事業への積極的な参加
・ブロック事業への積極的な参加
・出向者への支援
・積極的な広報活動
・まちづくり運動の推進
・年間活動報告の作成
・関係資料の整理及び管理