2026年度理事長 中村 啓太郎
【2026年度スローガン】
be all right
~仲間たちと次の1ページを歩む~
はじめに
市原青年会議所(以下市原JC)は、「明るい豊かな社会の実現」を理念に掲げ、地域の課題解決に向けた活動を続けています。メンバー一人ひとりが青年らしい発想と行動力で、主体性を持って仲間と共に議論を重ね、地域の課題解決のために行動を起こすことで、個人の成長と組織の発展の両立を目指しています。行政・企業・市民の皆さまと連携をしながら運動を積み重ねていく事で、市原JCが地域から信頼され、必要とされる存在へとつながると信じています。
市原市は、古くから養老川が育んだ自然の恵みのもと、先人たちの英知と努力によって上総の国の中心地として悠久の歴史と伝統を築き上げてきました。また、市の転換期となる昭和30年代以降は、市北部の臨海部は埋め立てが進み、漁村から工業地帯へと大きく変貌を遂げました。近年、少子高齢化の進行により、生産年齢人口を含む総人口が減少し始めており、都市の低密度化が進むことが予測されています。今後も子どもや若者が愛着をもてるまちとして持続的に発展していくためには、地域資源を生かしたまちづくりや地域コミュニティの維持・再構築、人の交流や地域活動を通じた温かいつながりを育てていくことが大切です。
市原JCは、地域の課題を共有し、解決のために行動する「若者の力が集まる場」としてさらに進化していきます。私たちが能動的に行動することでJAYCEEとしての資質に磨きをかけ、市民や地域団体の皆さまと手を取り合いながら、誰もが誇れる“まちの未来”を共に描いてまいります。「明るい豊かな社会の実現」という理想を胸に、地域の希望となるような運動を展開し続けることで、次の世代へとつながる新しい市原の未来を創造します。
50年の歴史を未来に繋いでいくために
創立以来 50 年、昭和・平成・令和の三つの時代を超えて、500 名を超える先輩諸兄姉が汗と涙を流しながら、「明るい豊かな社会の実現」のために市原JCの歴史を築き上げてこられました。現在の市原 JCには、入会3年未満のメンバーや若いメンバーも多く在籍しています。私たちが今こうして運動を展開できるのは、いつの時代も先輩たちが様々なパートナーと手を取り合い、まちの課題を解決するための運動を繰り返しながら団体としての信用を高め、期待される組織へと成長を続けてきたからです。だからこそ、私たちはこれまでの歩みを知り、先輩方が紡いできた志と歴史を次の世代へしっかりと受け継いでいく責任があります。
本年度は、これまでのご支援とご縁に感謝を込め、行政や関係団体の皆さま、そして地域の皆さまと共に歩んできた歴史を振り返る記念式典を開催いたします。さらに、私たちの運動を大きく発信し、市民の皆さまに市原JCをより身近に感じていただけるようインパクトのある記念事業を行います。これらの取り組みを通じて、市原JCの存在意義を広く伝え、地域の課題解決に共に取り組む新たな仲間づくりにつなげてまいります。
私たちはこれからも、地域に必要とされる存在であり続けるために、「課題解決のプラットフォーム」として、地域の青年が行動することで成長し、地域に貢献できる場を守り育てていきます。そして、「明るい豊かな社会の実現」という変わらぬ理想を追求し続け、市原の未来に向けて、新たな一歩を踏み出してまいります。
また訪れたいと感じるまちへ
私たちの住む市原市には、長い歴史と豊かな文化が息づいており、多くの人々が郷土愛を持って暮らしています。しかし少子高齢化の進展に伴い、複雑に変化する社会ニーズに対して、一定の地域内での働き手や地域活動の担い手の確保が難しくなってきています。人口減少社会においても活力ある地域を維持するためには、既に市原市に愛着・関わりを持っていただいている方々とこれから関わりを持とうとする方々との良好な関係性を発展させながら、市原の誇りを創生する、新たなつながりを構築することが必要です。
本年度は、市内外の多くの人に対して地域に根づく文化や歴史を「知り」「体験する」機会を創出する取り組みを行います。人と人、地域と文化のつながりを深めることで、市原への魅力を再発見し「市原に訪れたい」「市原で暮らしたい」と思える気持ちを育て、まちの活力を生み出していきます。
また本年度は、「第14 回いちはら大綱引」の開催に向けて、市民の皆さまと共に新たな魅力を加え、より誇れる事業として発展させていく所存です。継続的なまちづくり運動の一環として、安定した運営体制の整備にも努め、次世代へと受け継がれる市原の名物事業を守り育ててまいります。
身近な風景や伝統、日々の暮らしの中にこそ、郷土の誇りや魅力があります。そんな当たり前の中にある価値に気づく人が増えることで、郷土愛の輪がさらに広がり、「また訪れたい」「住んでみたい」と思える市原の未来が形づくられていくと信じています。
未来を担う人財を育成するために
現在の日本の若者・子どもたちには、他者への思いやりの心や迷惑をかけないという気持ち、生命尊重・人権尊重の心、人間関係を形成する力の低下などの傾向が指摘されており、諸外国と比べて「自尊感情」が低く、将来への夢を描けない若者が増えています。子ども・若者が自分らしく輝き、明るい未来を切り拓いていくためには、教育の場だけでなく、地域全体で青少年を支える環境づくりが求められています。
私たち市原JCは、この課題に対し、いちはらキッズサマーキャンプなどを通じて青少年の体験、学びの場を設えてまいりました。本年度はその経験を活かし、より多くの青少年が多様な価値観や職業観に触れ、大きな夢を持ち自らの可能性を広げられるような「体験の場」を創出します。挑戦する力や他者を受け入れる心を育むことで、地域で活躍する多様な人々と青少年が交わる交流の機会を設け、誰もが主役になれる社会のきっかけをつくります。
これらの取り組みを通じて、青少年が将来に希望を持ち、他者と協力しながら自らの道を切り拓く力を育てていきます。その先には、市原JC の志を受け継ぎ、地域の未来を担う若者たちが、能動的にまちづくりに参画する姿があります。私たちは、彼らが新しい時代のリ ーダーとして市原を牽引し、明るく豊かな社会を実現していくことを確信しています。
組織を支える総務委員会として
市原JCでは、メンバーへの情報共有や外部への広報活動、さらに毎月開催される例会や理事会など、数多くの会議体を通じて組織運営を行っています。円滑で効果的な運営を実現するためには、期限を守る責任感と、正確かつ整然とした広報活動、そして会議の入念な準備が欠かせません。また、メンバー一人ひとりが積極的にJC運動へ参画できるよう、入会前に「JCとは何か」「どのような活動を行っているのか」を理解し、未来の地域のリーダーを育てるための環境づくりが必要です。
本年度は、総務委員会を中心に、すべてのメンバーが JC 活動や JAYCEE としての在り方を学べる機会を提供します。「明るい豊かな社会の実現」という理念のもと、地域のリーダ ーとしてどのように行動すべきか、社業と JC 活動を両立するための考え方などを共有し、学びと成長の場を整備いたします。その一環として“拡大・アカデミー室”を設置し、新入会員が活動を理解しやすく、既存メンバーも互いに刺激し合える環境を構築してまいります。
また、これからの市原JCの運動を最大化していくために、会員拡大活動の推進力を高めます。各委員会に拡大リーダーを配置し、組織全体での会員拡大に対する当事者意識を醸成します。新入会員情報の収集からフォローアップまでを迅速に行い、より強固な組織体制を築きます。そして、関係諸団体との連携を深め、事務局機能の充実と会議運営の質の向上を図ることで、地域に信頼される組織としての基盤を確立してまいります。
結びに
近年、失敗を恐れて挑戦をためらう若者が増えていると言われています。しかし、挑戦の先にこそ成長があり、失敗の中にこそ学びがあります。私たち市原青年会議所には、その挑戦を後押ししてくれる仲間と環境があります。50 年にわたり紡がれてきた歴史と伝統が、次なる挑戦へと踏み出す私たちの背中を押してくれるのです。メンバー一人ひとりが恐れず挑戦し、その経験を糧として次世代へより良いものを残していけるよう、新たな1ページを共に刻んでまいります。
JC 活動の中では、時に大きな壁に直面することもあります。しかし、一人の力では乗り越えられない壁も、仲間と力を合わせれば必ず道は開けます。共に学び、支え合い、乗り越える姿を見た先輩や関係団体、市民の皆さまは、きっと私たちの挑戦を応援してくれるはずです。その挑戦の先には、信頼と友情で結ばれた最高の仲間との絆が生まれます。
“Everything’s gonna be all right ― すべてはきっとうまくいく。”
この言葉のように、どんな困難も仲間と共に乗り越え、笑顔で前へ進んでいきましょう。私たちは、多くの仲間たちと共に挑戦を重ね、市原の明るい未来に向けて、地域を力強く牽引してまいります。
- 【基本理念】
- ~be all right~
やってみよう!きっとうまくいく!!
【事業計画】
- 創立50周年記念式典ならびに記念事業の企画・実施
- まちづくり事業の企画・実施
- 青少年事業の企画・実施
- 第28回かずさカップわんぱく相撲大会市原場所の企画・実施
- わんぱく相撲千葉ブロック大会・市原場所の企画・実施
- 第14回いちはら大綱引の企画・実施
- 第33回かずさカップサッカー大会の企画・実施
- 新入会員オリエンテーションの企画・実施
- 献血活動の実施
- 防災組織の管理及び防災訓練の企画・実施
- (各委員会共通項目)
- 例会の企画及び実施
- 会員相互の交流と親睦の促進
- 出席率向上への取り組み
- LOM事業への積極的な参加
- 日本JC事業への積極的な参加
- JCI事業への積極的な参加
- 出向者への支援
- 年間活動報告の作成
- 関係資料の整理及び推進
- まちづくり運動の推進
- 災害復興支援の推進
- SDGsの推進
