6月第一例会『SDGsから学ぶ未来予想図~個人が変わり世界が変わる~』

皆さん、SDGsはご存知でしょうか?世界に比べて日本での認知度は低く、まだまだ知られていないかと思います。「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。

 

 

その内容は、貧困の解決・飢餓の解決・教育などの社会目標、気候変動・エネルギー・生物多様性など環境目標、雇用・インフラ・生産と消費など経済目標に加え、不平等の解決・ジェンダーの平等・平和などが17の目標として体系的に整理されています。

 

 

もう1つの特徴は「不可分性」です。たとえば、気候変動への対策も平和の確保も行わずに、飢餓ゼロを達成することはできません。すべての人に教育を提供しなければ、ジェンダーの平等は実現しないでしょう。つまり17の目標は、互いに関連しあいながら、総合的に取り組むことが大切であることを示しています。

 

つまりSDGsとは、日本においては経済、社会、環境に対して地域とのパートナーシップを取りながら、バランス良く発展させてゆく社会改善運動と言えます。これは我々の地域における運動に通ずるものがあり、明るい豊かな社会の実現を理想と掲げている青年会議所としても共感できると考えます。

 

 

今回はSDGsカードゲームを通して、持続可能な開発目標に触れることで、誰もが実践できる社会改善について学んでいただき、ひいては地域の為に自発的に行動できる人材を創出できると考え企画致しました。

 

 

講師には、2030SDGsカードゲーム公認ファシリテーター 嶋田 亮君をお迎えしました。

2005年に(株)式会社グランドアールを設立後、市原・船橋・千葉などで不動産業や障害児福祉事業を営む。会社設立と同時に「明るい豊かな社会」の実現を掲げる青年会議所に入会。2016年に理事長を経験後、日本JC公認トレーナーとして「伝える」ではなく「伝わる」セミナーを2018年は全国各地で108開催しています。

そのスキルを活かし、2018年からは世界で取り組んでいるSDGsを体験できるカードゲームのファシリテーターとして、SDGsが秘めている可能性や、中小企業にとってSDGs推進が何故必要になるのかを感じてもらう為に活動されています。

『テーマはSDGs×ビジネス×ひと』

 

 

 

カードゲームは非常に盛り上がり、チームによって、時間が足りなかったり、資金が足りなかったり、はたまた意思が足りなかったりして、チーム同士での交渉もOKだったこともあり活発なやりとりが各テーブルでありました。

 

最終的にゲームを通して、資本(利益)も大事だが環境や社会も大事だよねというゴールにかわり、SDGs の意義を汲み取ったのではないでしょうか?

 

 

 

嶋田講師、本当にありがとうございました。

 

 

 

最後に、みんなで記念撮影!!