全国100km徒歩の旅推進協議会主催「ZEN100団長研修in尾道」の報告

 皆さん日々のJC活動お疲れ様です。3月7日(土)~8日(日)の二日間にわたり広島県尾道市で開催されました全国100km徒歩の旅推進協議会主催の団長研修に私、斉藤直樹と斉藤俊輔のW斉藤で出席してきました。

 当日は、朝からハプニング続きでした。羽田空港に到着し、空港でゲートを皆さんくぐりますよね!そう、金属探知機なんかの!いきなり俊ちゃんが職員に連行されてしまい私はびっくり!!何事が???と思ったら、荷物の中に文房具一式を入れてきたらそこにハサミが入っていたため、手荷物を機内に持ち込めないので、手荷物預けの手続きに連れて行かれただけでした!皆さんも旅立つ前は荷物のチェックをしっかりしましょう。(ああ、驚いた!!)なんとか余裕を持って、飛行機を待つ間に朝食をということになり、空港内にあるラーメン屋で券売機にお金を入れたところ、小銭がつまりお釣りが出てこない!!あわてた店員のなんと不手際なことか!!広島に行く前からブルーになります(笑)。

 なんとか飛行機に乗りいざ広島へ。広島空港に到着し、バスで尾道へ移動と某○○トラベルのT君が手配してくれた予定表を見ながら尾道行きのバスに乗ろうと探していたら「尾道への直行バス」そのものが無い!!焦りました。仕方なく、別のバスで白市というところまで移動し、電車でやっとの思いで尾道に到着しました。到着早々、船橋JCの中田理事長と100km担当の田嶋委員長にバッタリ会いました。

ラーメン
 お昼頃の到着だったので、皆でラーメンでも食べましょうとなり(朝もラーメン食いましたとはさすがに言えませんでした)4人で御当地尾道ラーメンを食べました。(中田理事長ごちそうさまでした。)

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 さあ、一日目の研修がスタートです。例年は、梶原会長がいろいろと研修をされるのですが「後進を育てなくては」という会長の思いから今年はおの道100kmの団長でもあり、ZEN100副会長の柿本さんが研修を担当されました(昨年、例会に講師として来て下さった方です)。

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 初日の研修で特に重要だったのは、梶原会長の同級生であり、スポーツドクターの吉塚先生の講演でした。熱中症対策をはじめ、様々な安全管理・危機管理について多くのことを学びました(今年は、特にこうした点に力を入れます)。午後1時から休憩をはさみながら8時まで様々な研修が目白押しでした。

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 会場を移動し夕食を兼ねた意見交換会で事件が起こりました!!!冒頭で、当然のことながら梶原会長の挨拶です。会長が突然、「全員目をつぶれ。そして、研修の時に居眠りをしたやつは手を挙げろ!!」何人かが手を挙げたようです。「他人の子どもの命を預かる事業をこれからやろうというのに、寝かぶるとは何事だ!!そんな奴らと100kmをやるのはごめんだ!!俺は帰る!勝手に酒でも飲んであそんどれっ!!」と梶原節が炸裂し、本当に帰ってしまいました!!!ZEN100の事務局メンバーは右往左往し、会場はまるでお通夜のよう。手を挙げた3~4人と事務局の数人が会長を追いかけ、平身低頭謝ったようですが効果なし。その間、会場に気まずい空気が・・・ここで注意しておきますが、私たち二人は寝ていません。

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 とりあえず、食事をということになったのですが、翌朝までにその日の研修会についてのレポートを提出しなければなりませんのでお酒もほどほどに、食事をしました。解散の時に、事務局長から「会長から今夜のレポートと翌朝の早朝歩行訓練と登山の状況で、二日目の講演をする」との報告があり解散となりました。

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 部屋にもどり、夜中の1時ごろまでレポートを書き・・・

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 翌朝は5時起きで歩行訓練に参加しました。約一時間ほどホテル周辺を歩き、部屋に戻ってチェックアウトを済ませました。

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 そして9時からはおの100の初日のコースを試歩です。尾道市は、山が多く初日のコースからものすごい上り坂の連続でした。柿本さんにお聞きしたら尾道は平坦なコースが少なく、ほとんどアップダウンだそうです。

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 給水ポイントからの素晴らく晴れ渡った尾道市街の眺めは、絶景でした。苦労したからこその眺めというやつです。

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 研修会場へ戻り、いよいよ梶原会長の登場です!!
皆、緊張に包まれています。ものすごい勢いでした。

「命の尊さを知らない人間に、100kmはできない。常に、第一回目だと思って準備をしなければならない。ほんの一瞬でも気を緩め、事故や怪我、食中毒でもおきてしまったら、100kmだけでなく、開催LOM、極端に言えば日本JCまで社会の批判は及ぶ。マスコミは本当に怖い。しかし、きちんと安全管理・危機管理を徹底し、皆が真剣に取り組むことができれば、必ず成功する。出来る、出来る、必ず出来る。だから、最も大事な研修で居眠りをすることは断じてあってはならない。」

 本当にその通りです。私たちは、過去3回、100km徒歩の旅を実施してきました。そして、この事業が素晴らしい事業であることを知っています。もちろん、私たちなりに安全管理・危機管理をしていましたが、まだまだ不十分であることに気付きました。私たちは、100kmの怖さも十分知っています。だからこそ、いろいろな意見がありますが市原魂を結集すれば、必ず成功します!!これから、メンバーの皆さんにもいろいろなご無理を言うかもしれませんが、是非とも力を貸してください!!皆さんの英知と勇気と情熱を与えて下さい!!長文になってしまいましたが、以上で団長研修の報告と代えさせていただきます。

 最後に、梶原会長はこんなことも言っていました。
「自分もJCの卒業生として、JCで多くの仲間と出会い、多くのことを学んだ。だからこそ、JCを卒業しても100km徒歩の旅を通じて今でもJC活動を自分はしている。JC活動とは何か?That service to humanity is the best work of life 人類への奉仕が人生最善の仕事であるじゃないか!!だからこそ、現役の皆さんには真剣に取り組んで欲しい。今のJCは魅力がない。だから会員数の減少に歯止めがかからない。悔しくないのか!!出来る、出来る、必ず出来る。諦めるな。JCマンとしての誇りを持て!!」